春先の

ぱかっと大口を開けているような、ぼんやりとした日々が続くもので

毎年この時期はどうも取り残されている気持ちがいつまで経っても拭えないままであまり好きではない。

ひきこもっていても面白いことは1ミリもないのに加え時間だけはあるので、生まれる前から知っている場所、近くて遠かったところへ足を運んでみる。

人生初めて受けたものたちはとってもとっても興味深くって、それはあのとき桜の咲く貯水場に思いがけず連れ出してくれた時のように救われたのである。

たまたま、バスで通りかかったので十数年ぶりにふと思い出した出来事、何十年も忘れてしまわないことって普段は奥の奥のほうに大事にしまってあるのかもしれないね。